知識・技術・経験を積むためにも保育園で看護師勤務

どんな看護師があなたの理想?

知識・技術・経験を積むためにも保育園で看護師勤務

保育園で看護師として勤務中

大学の看護学部卒業後、憧れであった小児科の看護師になりました。5年間同じ病棟で勤務した後、集中治療室を経て結婚を機に退職しました。現在は保育園にてパートの看護師を行っている30代の女性です。勤務先はオープンしたばかりの保育園で、看護師は1名だけしかいないため、健康マニュアル作成や必要書類の作成等の基盤作りから行っています。日々の業務としては園児の健康管理や健康診断の準備・実施、ほけんだよりの発行、衛生環境の整備等多岐にわたっています。

子どもの気持ちに寄り添える看護師を目指し

私は最初から小児看護に興味があったので、患者さん、つまり小児病棟の子どもたちの1番身近にいる様な存在になりたいと思っていました。嬉しいことや辛いこと、色んな気持ちを一緒に分かちあえるような看護師になりたいと思っていました。

病棟勤務は忙しすぎて

しかし、病棟勤務時は分刻みでやらなければいけないことが多く、また受け持ち患者さんも複数名いたためいつも時間に追われていて、患者さんの話や気持ちをゆっくり聞くということがなかなか難しい環境でした。1度に多くのことを同時に行わなければならない多重業務も多く、話しかけてくれる患者さんにちょっと待って下さいという度に罪悪感を覚えることもありました。

気持ちだけじゃなく知識や技術も必要だと

それでも、勤務経験を積むごとに業務の合間に時間を作って、患者さんと話す機会を作ることが出来るようになってきたため、忙しい中でも自ら関わろうという気持ちを持ち努力することが大事だと感じました。そして、より患者さんにとって信頼できる良い看護師になるためには、気持ちに寄り添う上にしっかりと根拠のある看護知識・技術を持たなければいけないと感じています。

素晴らしい先輩のおかげで目標が見えた

以前の勤務先で、常に自ら勉強し根拠となる知識を持った上で看護を行っている、認定看護師の先輩がいました。常に勉強し患者さんに真摯に向き合う姿勢にとても憧れを抱きました。その先輩のおかげで、根拠のある看護知識・技術は良い看護を行う上で非常に大切だと感じるようになったのです。どんな環境においても、経験年数を積んでも自らすすんで勉強し看護の知識・技術を培っていけるような看護師になりたいと思います。

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